「シャンプー」をやめてみた

はじめに|その“泡”、本当に必要ですか?

私たちは当たり前のように、毎日シャンプーを使っています。
「洗わないと汚い」「頭皮が臭くなる」「ベタつく」──
そんな“常識”が、実は思い込みだったら?

この記事は、筆者が実際にシャンプーをやめてみた7日間の記録と気づきをまとめたものです。
結論から言うと、髪が自然と整い、頭皮の悩みも軽減されました。

「洗う」のではなく、「戻す」。
そんな感覚に気づいた体験を、あなたとシェアさせてください。


DAY1|勇気と違和感のシャワー

いつも通り、夜にシャワーへ。
ただし今日は「お湯のみ」。シャンプーもリンスも使わない。
最初は泡が恋しくて、何かを忘れたような気分。

髪の根元にお湯をしっかりあてて、頭皮を指でマッサージするように洗う。
意外にも、これだけでベタつきは感じなかった。


DAY2|朝の髪がまとまりやすい?

寝起きの髪、思ったより落ち着いている。
「寝癖でボワッとなるのでは」と思っていたが、逆にしっとりまとまりやすくなっている。

これは髪が“自分の油分”で守られているからかもしれない。


DAY3|ちょっと臭う?と疑心暗鬼

ふとした瞬間、自分の頭が気になる。
「もしかして、におってる…?」と不安に。

家族に聞いてみたが「全然しないよ?」とのこと。
むしろ、過度な洗浄で“洗いすぎ臭”が出ることもあるとネットで知り、安心。


DAY4|抜け毛が減っていることに気づく

お風呂場での排水口、いつもより髪が少ない。
ブラッシングしても、以前より抜け毛が少ない。
これは驚き。

理由を調べると、洗浄力の強すぎるシャンプーが毛根を刺激していた可能性も。


DAY5|“頭皮の自浄力”を実感する

頭皮がさらっとしていて、かゆみもない。
むしろ、洗っていた頃より頭皮の状態が安定している感覚がある。

人間には本来、「皮脂のバランスを自動調整する力」が備わっていると実感。


DAY6|髪がふんわり、ナチュラルなボリュームに

コンディショナーも使っていないのに、髪がふんわり。
以前は「ぺたんこにならないように」とスプレーを使っていたが、
今は自然なボリュームがキープできている。


DAY7|“習慣”が変わると、“自分”が変わる

1週間経ってみて、驚くほど快適だった。
最初の不安は消え、今は**「なぜ毎日シャンプーしていたんだろう?」**と思っている。

実際に感じたメリットはこちら:

効果実感レベル(★5)
頭皮のかゆみ減少★★★★★
抜け毛減少★★★★☆
髪のまとまり★★★★☆
時間とコストの節約★★★★★
精神的ストレス軽減★★★★☆

Q&A|「でも、これって本当に大丈夫?」

Q. 湯シャンって誰でもできるの?
A. 基本的には可能ですが、整髪料を使う人はまず“整髪料断ち”から始めると◎。

Q. 湯シャンに切り替えるタイミングは?
A. 湿度のある春〜秋がおすすめ。冬は皮脂が減るので乾燥しやすく、調整が必要。

Q. 本当に臭わないの?
A. **皮脂のバランスが整えば、むしろ“無臭”に近づきます。**心配な方は重曹やクレイパックを併用してもOK。


おわりに|髪も、生活も、“引き算”から始めよう

シャンプーをやめることは、
ただモノを減らすだけでなく、自分自身と向き合う時間を増やすということ。

髪の声を聞く。
頭皮の状態に気づく。
それが、今まで気づかなかった「本来の自分」との出会いに繋がります。

「必要だと思っていたけど、実はいらなかったもの」。
それが泡だったなんて、思ってもみませんでした。