🗣「とりあえずビールで!」の呪縛から、ようやく解き放たれた。
居酒屋に入ると、メニューを見る間もなくこう聞かれる。
「飲み物はとりあえずビールでいいですか?」
まるでそれが、日本人の“礼儀作法”かのように刷り込まれていた。
でも、ある日ふと思ったんです。
「別に…ビール、そんなに好きじゃないかも?」
それから私は、「とりあえずビール」文化をやめました。
すると驚くほどに、体も心も、飲みの時間そのものも豊かになったのです。
今回は、そんな“ビール卒業”のリアル体験をシェアします。
🍺そもそも「とりあえずビール」って何だったの?
・乾杯の時はシュワっと爽快にいきたい
・迷って時間を取らせたくない
・とにかく無難でみんな頼んでるから
そんな“なんとなく”の理由で、ビールを口にしてきた。
でも冷静に考えると──
- 苦い
- そんなに喉乾いてない
- あとでカクテル頼むつもりだった
……なのに、なぜ私はずっとビールを注文していたのか。
🍵「ビールをやめた日」のこと
ある日の金曜夜、職場の飲み会。
いつものように「とりあえずビールで」と声が飛ぶ中、私はこう言った。
「あ、私、ジャスミンハイで。」
一瞬、空気が止まった。
だけどその後、誰も何も言わなかった。
むしろ、「あ、それ美味しそう〜」「俺もレモンサワーにしようかな」と連鎖が起きた。
「ビールじゃなくていい」って、誰もがちょっと思ってたんだ。
その夜の飲み会は、なんだかみんな自由で楽しそうだった。
🍷やめてよかったと思う瞬間5選
① 苦手な味を我慢しなくて済む
そもそもビールが苦手な人にとって、あの一口目は苦行。
好きなドリンクを最初から選べば、気分も口の中もハッピー!
② 飲みすぎが減る(特に中盤以降)
ビールは飲み口が軽くてペースが早くなりがち。
カクテルや焼酎にすると、自然とゆっくり味わうようになる。
③ 翌日の胃がラク
炭酸・アルコール・量の三重苦から解放され、翌朝の胃もたれゼロ!
④ 自分の好みがハッキリする
「私はハイボール派なんだ」とか「日本酒だとよく話せる」など、飲み物と気分の関係がわかるように。
⑤ “乾杯は自由”という空気が作れる
一人が変えると、周りも変わる。お酒の場が“同調圧力”から“選べる場”に。
🤝「ノンアルでもいいよね」のきっかけにも
「とりあえずビール」をやめたことで、
次にやってきたのは「今日は飲まない」選択肢。
- ウーロン茶で乾杯
- ノンアルモヒート
- みんなと一緒にいながら、自分を保てる
周囲も「そっか、飲まなくても楽しめるんだね」と徐々に理解してくれた。
“とりあえずビール”が、知らないうちに飲まなきゃいけない空気を作っていたことに気づいた瞬間だった。
🌟まとめ:「自分の“とりあえず”を選ぼう」
誰かが作った“とりあえず”をなぞる必要はない。
あなたにとって一番心地よいスタートの一杯、それが本当の“とりあえず”なんじゃないでしょうか。
・ほうじ茶ハイ
・シークワーサーサワー
・炭酸水にレモン
・一杯目からホットミルク(←意外といける)
そんな風に“自分の乾杯”を持てたら、お酒の時間がもっと自由で楽しくなる。
📝最後に
「とりあえずビール」
それはもう、昭和の呪文かもしれません。
これからは、誰かが選んだ乾杯じゃなくて、自分で選んだ一杯を掲げていきましょう。