1. 「完璧でなければ意味がない」と思っていたあの頃
朝5時に起きて、1日のタスクをすべてこなし、SNSにも気の利いた投稿をして、見た目も整えて……
そんな理想の“完璧な自分”を目指して、私は毎日を全力で生きていました。
でも、どこかいつも疲れていて、満たされなくて、心がヒリヒリしていたのです。
タスクを1つでもやり残すと、自分を責める声が聞こえてくる。
「それじゃダメだ」「もっとできるはずだ」って。
気づいたら、“できたこと”より“できなかったこと”ばかり数えて生きていました。
2. きっかけは、些細なミス
ある日、ブログの公開設定を間違えて、下書きのまま2日間放置していた記事がありました。
「なんてことだ……」と落ち込む私を見て、友人が言ったんです。
「でも、その記事、公開されてからめちゃくちゃ読まれてるよね?」
え?
よく見ると、あの記事は“完璧”じゃなかったけれど、素直な言葉で書いたからか、コメントもシェアも過去最高。
「……あれ、完璧じゃなくても、伝わるんだ」
それが、私が“完璧主義”を疑い始めた瞬間でした。
3. 「80点でいい」と自分に言ってみた
その日から、意識的に「完璧をやめる」挑戦を始めました。
- 朝のルーティンを「30分寝坊してもOK」にした
- ブログ記事も、推敲は2回までと決めた
- 洋服のシワ、髪のハネ、「まあいっか」で済ませた
最初は正直、不安でした。
でも、驚いたのは——「誰も私の“手抜き”に気づかない」こと。
それどころか、「最近楽しそうだね」って言われることが増えました。
4. “完璧”より“自然体”が、信頼を生む
人は「弱さ」や「隙間」に安心するのかもしれません。
完璧に見える人より、「ちょっと抜けてるけど頑張ってる人」の方が、共感される。
これはブログ運営にも当てはまります。
完璧な構成、完璧なSEO対策、完璧な画像…ではなく、
“想いがこもっている” “その人らしい” 記事が、実は一番読まれるんですよね。
完璧を手放すことは、「人間らしさ」を取り戻すことだったんです。
5. 完璧主義をやめて得た5つの変化
- 疲れにくくなった
→ 常に気を張っていた心と体が、やっとリラックスできるように。 - 行動が早くなった
→ 完璧を目指して先延ばしにしていたことを、サクッと始められる。 - 人間関係がラクになった
→ 弱みを見せられるようになり、素の自分を受け入れてもらえた。 - 自分の機嫌がとりやすくなった
→ 「今日は60点」でもOKと思えると、自己肯定感が爆上がり。 - ブログのPV数が上がった(ガチ)
→ 本音で書くようになったら、なぜか読者が増えた。不思議。
6. “頑張りすぎない自分”にも価値がある
「完璧を目指してると、完璧な人生を見逃すよ」
ある本に書かれていた言葉が、今でも心に残っています。
完璧じゃない毎日。
ちょっと抜けてて、でも味のある文章。
完璧じゃない自分を許すことが、
本当に“今を生きる”ってことなのかもしれません。
【まとめ】
完璧主義を手放すと、自分にも、周りにも、優しくなれる。
気づけば世界が少し、柔らかく見えてきました。
あなたも、今日からちょっとだけ“完璧”を休んでみませんか?
意外と、そっちの方が生きやすいかもしれません。