「会議参加」をやめてみた

■1. その会議、本当に“必要”ですか?

「とりあえず出て」「一応、顔出しといて」
そんな理由で開かれる会議、あなたの職場にもありませんか?

議題が曖昧、目的が不明、誰かの“報告だけ”が延々と続く…
1時間もかけて、「で、結局何するんだっけ?」と首をかしげる。
それ、あなたの時間、奪われてます。

私はそんな「なんとなく参加」をやめました。
結論から言うと、めちゃくちゃ快適です。


■2. 会議は“働いているフリ”を生む装置だった

驚いたことに、会議に出なくなってから仕事の成果が上がったのです。
なぜか?

答えはシンプル。
集中できる時間が圧倒的に増えたから。

・メール返信の途中で会議
・デザイン作業が乗ってきたところで会議
・会議が終わる頃には集中力ゼロ

これ、地味に大ダメージなんです。
“生産性”を奪う最大の敵は「中途半端な会議」だったと気づきました。


■3. 会議の9割は「出なくても問題ない」

出なくて本当に大丈夫?
そう思いますよね。でも実際、9割は出なくても支障なしでした。

なぜなら、ほとんどの会議がこうだからです:

  • 決定事項はすでに決まっている
  • 自分の意見が反映される余地がない
  • 結論はSlackやメールで共有される

それなら、あとで議事録だけ読めばOK

むしろ、「自分がいないと進まない会議」だけに集中することで、
本当に大事な案件に全力を注げるようになりました。


■4. 「出ません」って言いにくくない?

もちろん、最初は勇気がいります。

でも私が実践した“柔らかい断り方”がこちら:

  • 「今回は議事録で共有いただければ助かります」
  • 「その時間、別件のデザイン修正に充てたいのですが問題ありますか?」
  • 「必要であれば後ほど相談させてください」

ポイントは、“協力する意思はある”という姿勢を見せること。
相手も「確かに、それで十分かも」と気づいてくれることが多いです。


■5. “会議に出ない人”こそ信頼され始める逆転現象

これは想定外でした。
会議に出てないのに、上司や同僚からの信頼が高まったのです。

理由はこうです:

  • 「会議に出ない代わりに、ちゃんと結果を出してる」
  • 「要点だけ共有してくれるから助かる」
  • 「無駄な時間を使わず、進めてくれてありがたい」

会議に“居ること”より、何を生み出すかの方が大切。
それに気づいたとき、「会議に出なきゃ不安」という呪縛が消えました。


■6. 会議を“生産の場”に変えるために

どうしても出なきゃいけない会議がある?
ならばこう変えましょう。

  • 会議前に「目的・ゴール」を明確に共有する
  • タイムキーパーを立てて時間厳守
  • 決定事項とアクションをその場で書き出す
  • 「発言しない人は出席不要」のルールを作る

これだけで、“会議=ただの時間泥棒”ではなくなる
「出るなら成果を出す」「出ないなら集中する」
この使い分けができる人は、仕事ができる人です。


■7. 最後に:あなたの時間は、もっと価値がある

ムダな会議参加をやめて、私はこう変わりました:

  • 午前中に1番大事な仕事を終わらせられるように
  • 心にゆとりが生まれ、発想力が上がった
  • 同僚から「仕事早いね」と言われるように
  • プライベートの時間も確保できるように

そして何より、自分の“時間の使い方”に責任を持てるようになったのです。

もしあなたが、「この会議、必要かな?」と1ミリでも思ったら、
ぜひ一度、勇気を出して“出ない”という選択をしてみてください。

きっとその先に、あなた本来の力を発揮できる働き方が待っています。